久しぶりのリアル開催
人文・法・経済科学部同窓会
会長 高木 裕

3年ぶりに、新潟大学の令和 3 年度卒業式と令和 4 年度入学式の式典に出席しました。卒業式は朱鷺メッセで、合わせて3000名を超える卒業生・修了生が集い、会場のどこも晴れやかな顔でいっぱいでした。入学式も希望にあふれた顔で埋めつくされていました。新入生代表の経済科学部の学生が力強い宣誓をしました。 対面形式の式典で、間近に学生たちの誇りに満ちた姿を目にすることができ、大変感銘を受けました。このような対面形式の式典が続くことを心から願うしだいです。
さて、本同窓会の総会も3年ぶりにリアルで7月2日㈯開催にこぎ着けました。現在(7月16日)の感染状況から考えると、ギリギリのタイミングでの開催でした。久しぶりに講演会、そして懇親会まで開き、会員相互の親睦交流をすることができたことを嬉しく思います。「会則の改定」は総会での承認が必要で、今回の総会で諮られ、ご承認を頂きました。2年にわたる常任理事会の検討を経て、上程したものです。改定案では本会の名称変更が大きな改正点で、その改正に伴い最低限の条文整備をおこないました。改定により、新潟大学人文・法・経済科学部同窓会(青松会)を正式名称としました。これまでの本会の名称の変遷を振り返ると、昭和57年(1982)人文学部同窓会から人文・法・経済学部同窓会に名称変更しましたが、昭和55年(1980)三学部改組の2年後のことです。2年前、令和2年(2020)に経済学部の改組を受けて設置された経済科学部は、昭和24年(1949)の人文学部の創設に始まる人文・法・経済学部の歴史に連なるものです。「母 校の発展に寄与する」とする本会の目的に鑑みると、正式名称も発展し変化する学部の名称に合わせ、支援してゆく姿勢を明確にすることが重要であると考えたしだいです。経済科学部の学生は現在3年生。本会は来年度末には同学部の卒業生を正会員として迎えることになります。
来年度、本同窓会は創立70周年を迎えることになります。本部では記念事業準備委員会を立ち上げ、早速企画イベント部会(オンライン)を発足させました。昭和28年(1953)に発足した本会も人間でいえば古希に達します。長寿を言祝ぐことはいうまでもありませんが、その一方でさまざまな世代が参加する 同窓会になったこともたしかです。70周年記念の事業・総会が世代を超えた親睦交流の場となるよう準備を進めておりますので、ご参加・ご協力のほどよろしくお願いいたします。