会津支部の平成28年度定期総会の模様を報告いたします。会津支部の定期総会の特色は第1部定期総会、第2部講演会等、第3部懇親会と、支部創立当初から3部編成になっています。総会開催に先立ち4月12日と6月1日に役員会を招集し準備に当たりました。
平成28年6月11日「会津迎賓館」で29名が参加し開催されました。ご来賓として瀬賀同窓会副会長から祝辞いただき、町田支部長の司会で議事に移りました。平成27年度支部の活動について報告が報告行われ、決算・予算および事業計画などが承認されました。
続いて第2部の講演会が行われました。「地域おこし協力隊がみる会津の可能性」という演題で、講師は新潟大学教育人間科学部芸術環境創造課程平成21年卒の志賀薫さんにご講演いただきました。志賀さんは現在奥会津地域おこし協力隊の隊員として活躍されています。この仕事に就いたきっけは奥会津の自然に魅了され、奥会津の自然文化伝統をたくさんの人に知ってもらい、奥会津にたくさんの人に訪れてほしいからということでした。講演の内容は現在取り組んでいることを中心にパワーポイントを使って細かく説明いただきました。大変参考になることが多く、私の住んでいる地区でも廃校になった小学校を核にして地域活性化に取り組んでいますのですぐに実践できることがありました。地域おこしに必要なものは某大学の教授いわく「必要な人は、よそ者と若者とバカ者」だそうです。志賀さんはよそ者として地域おこしのために必要な人なのでしょう。でも一番苦労されたのは地域になじむことだったそうです。いろいろな人と仲良しになり、いろいろな意見を出し合うことが一番大事だと最後に結んでおられました。 続いて、第3部の懇親会に移りました。懇親会の席では毎回全員1分間スピーチを行っています。自己紹介・近況報告・その他何でも話していただくのですが時間通り終える人はほとんどいないほど盛り上がります。また、昨年度から参加者には何か記念になるものをということで会津漆器の品物を差し上げています。会津若松市には乾杯条例というのがあり乾杯は必ず「日本酒」でということで「マイお猪口」(お猪口に名前を入れてある)を昨年は差し上げました。今年は「箸置き」を差し上げました。今年初めて参加された人には「マイお猪口」を差し上げました。時を忘れ、にぎやかな、楽しい懇親会ができましたのも、お忙しい中たくさんの方々にご臨席いただいたからです。斎藤人文学部長,瀬賀同窓会副会長、志賀山形県支部支部長,堀籠長野県支部支部長、見立山形県支部副支部長、鈴木福島県中央支部理事、群馬県支部清水様に、紙面をお借りして心より御礼申し上げます。